小樽・青の洞窟とは

青の洞窟

北海道小樽市の「青の洞窟」とは海水の浸食や太陽の光等、自然現象の偶然が重なってできた神秘的なスポットです。
海面が美しく青く輝く洞窟を目指して日本全国はもちろん、近年では海外からも多くのファンが足を運ぶ、小樽屈指の観光スポットの一つです。

「青の洞窟」というのは実は日本各地や世界各国にも存在しており、日本では「沖縄県恩納村」などがよく知られています。世界的には南イタリアの「カプリ島」なども知られています。

観光スポットとしての青の洞窟

小樽の観光スポットと言えば小樽運河やその周辺の土産物店やお寿司やさんでしょう。
小樽の中心部を散策しているとたびたび「青の洞窟クルージング」の看板を目にすることがあります。

ボートで青の洞窟へ近づいて見学したり、周辺の美しい海岸を鑑賞したり、ダイビングや船釣りを楽しむようなプランもあります。
小樽の市街地からわずか20分で行くことのできるレジャースポットとして観光客や地元の人たちから知られています。

出航は小樽運河であるケースが多いのですが、実はあまり知られていない出航場所として「祝津エリア」もあります（おたる水族館の周辺エリア）。祝津エリアのほうが青の洞窟に地理的に近いという事もあり、同じ時間でも長くクルージングを楽しめることから最近人気のエリアとなっているようです。

青の洞窟の場所

札幌から車で1時間ほどの小樽市にあります。
おたる水族館などが近隣にあり、小樽市街地からも20分程度でつくので観光の合間でも訪れやすいです。

青の洞窟をきれいに見るコツ

青の洞窟を最大限楽しむためのコツを紹介します。
南国のビーチとは違い荒々しい北国、北海道の海です。いつでもきれいな状態で見れるわけでは無いのできれいに鑑賞するためのポイントを押さえておきましょう。

ベストシーズン

青の洞窟が楽しめる季節はやはり夏（5月～9月下旬）で、特に7～9月は安定的に楽しめます。
海が荒れ、雪の降る冬以外であれば基本的には楽しめます。

あえて春先や秋口に予約すればそれほど混雑していないため、楽しみやすいという利点があるかもしれません。

天候・時間帯

青の洞窟は「晴れ」でないときれいに見えないというネットの情報を多く見かけますが、実は晴れでも曇りでも雨でもそこまで「青さ」には大きく影響しません（洞窟の中ですから…。）。
海の濁り具合等、自然の偶然が折り重なっているのできれいに見れる日は一概には言えません。
もちろん晴れの日のクルージングのほうが気持ちが良いので出来るだけ晴天の日に見てほしいです。

きれいな「青」が堪能できない日というのは前日の大雨などの影響で石狩川から汚い水が流れ込んだ時などです。
このような日は青というよりも緑がかったような色になってしまいます（これを事前に予測するのは困難）。

時間帯に関しても同様で、日の光が差す時間帯が気持ちよくクルージングできるのでベストです。

一部ではサンセットクルーズも催行されていますが、青の洞窟を100％満喫できるのは天気の良い日中となるでしょう。